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光を見るとくしゃみが出る ACHOO syndrome
世の中には変わった病気が色々あります。
最近聞いた珍しい病気は"ACHOO syndrome(くしゃみ症候群)” というものです。
“ACHOO” とは中国拳法家が気合を入れてる叫び声ではなく日本語で言うところの「ハークション!」にあたります。
アチョー!
なんともマヌケに聞こえるのは俺だけではないはずです。
医学的な説明
ちなみにこの ACHOO syndrome の正式名称はwikipedia を見ればわかりますが、
http://en.wikipedia.org/wiki/ACHOO_syndrome
“Autosomal Dominant Compelling Helioophthalmic Outburst (ACHOO) Syndrome” と呼ばれます。 意味がわかりませんね。
訳すと「優勢常染色体による強制的 Helio眼性 噴出症候群」になるみたいです。 ますますわかりません。 Helio が訳せてないのは、 Helioophthalmic で検索してもこの症状についての説明しかないからです。 ほんとまったくわからない。
この非常に難しそうな病気の具体的な症状の一つは “Photic sneeze reflex” つまり「光を見るとくしゃみが出る」というギャグ漫画のようなものです。 何かの冗談のような話ですが、18-35%の人が持つ優性遺伝による特質らしく、交通事故の原因の一つになっていると考えられているようです。
また光だけではなく目に対する刺激に自動的に反応してしまうため propofol を用いた麻酔下においてさえ注射を行おうとすると刺激で患者が動いてしまい眼球を傷つける事もあるそうな。
名前はアホみたいな病気ですが特定の状況下では真面目に対策を取らないと惨事を招く恐ろしいヤツです。 この"ACHOO syndrome”。