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「TOEIC Test 900点突破必須英単語」の紹介
使える単語数を増やしたかったので「TOEIC Test 900点突破必須英単語」を買ったのですが、当初思っていたよりもずっと良書であることがわかってきましたので紹介します。
とはいえこの本を誰にでもオススメするわけではありません。 少なくともTOEICで600点は既に取れるぐらいの単語量がないとすぐに挫折してしまうでしょう。
参考までに実際に乗っている単語を一つ載せますと。
“deplore”
(1) The opposition groups deplored the use of tax payers’ money to bail out the mismanaged banks.
(2) The parents’ group deplore that the principal made no effort to find those responsible for bullying.
「遺憾に思う・非難する」
詳細 :
「そんな事が起こるなんて絶対に認められない」または「非常に残念である」という強い気持ちを含む語。
用法 :
(1) deplore + 非難されるべきこと
(2) deplore + that節
本文にはもちろん和訳がつきますし、それに加えて類義語、もしくは対義語が3つ載っています。
特にありがたいのは「詳細」の部分で辞書にのっている日本語訳だけではわからない情報が手に入ります。 他にも例を上げておくと
“advocate”
[動] 行動などを支持する・主張する
[名] 擁護者・支持者
詳細 : 支援するといっても財政的にではなく公に「これがいい」と主張したり、すすめたりする動作のこと。 advocate の後は動名詞
“expend”
金・時間・労力を費やす・使う
詳細 : これがexpense/expensive の元と成っているというのはあまり知られていない。 意味的には spend のフォーマル版と考えよう。
このように「見たことはあるけど意味が出てこないぐらいの難解さの単語」が799個、類義語・対義語がその約3倍なので約3200語の単語帳になります。 TOEICの高得点を目指すことをうたい文句にしている本ですが、正直な感想としてはそれよりも生活してれば実際に触れて使うことになる難しめの単語を集めた単語集という感が強くなっています。
単語量を増強したいと考えている人には非常におすすめの単語帳になります。