POSTS
海里とかメートル法とかマイルとか
単位は非常にめんどくさい。大学で取る方もそうだけどマイルとかフィートとかポンドとかパイントとかそっちの方の単位。
ただでさえメートル法と違ってややこしいのに「イギリス圏とアメリカ圏で同じ単位でも数値がちょっと変わる。」とか学習者をいじめようとしてるとしか思えない。幸いなことにこの単位の違いについて試験に出ることはあまりないので学習者の怨嗟の声はあまり聞かないけど、実際問題わからないと困ることは結構ある。
例えばケーキ作りをしてて"1 pint[パイント]“と出てきた時に、アメリカの 473cc だと思って作業してたらイギリスの 568cc だったと後で気付き、膨らんでないケーキを悲しい気分で食べることになるかもしれない。食い物の恨みは恐いのだ。
本題
前フリはこれぐらいで置いといて単位について書いていこうと思う。英語だろうが日本語だろうが物事自体に対する基本的な知識がないことは何も理解できないので簡単な単位についてのお話をしてみる。
単位を統一しようという試み
だいたい200年ぐらい前にフランス人が「物理学を基礎としたしっかりした単位を作ろうぜー!」と頑張って今のメートル法の基本になるものを作ったらしい。んで、まずは頑張ってそれを国内に普及させた、と。
んで大体150年ぐらい前に世界中の偉い人らがいっぱい集まって「全世界で同じ単位系を使おうぜー!」「おー!それでいこー!」となったので各国が頑張って国内に浸透させていったわけ。でも、その時に「俺もやるぜー!」と言ってたアメリカは口だけで全然やる気が無いので今もヤード・ポンド単位を使ってるわけ。
イギリスは第一回の加盟国に入っていなかったらしいけどその後どのように付き合ってたのかは分からなかった。ただ1995年にメートル法への移行が決定されて、2000年から例外を除きメートル法以外での表記は法律で禁止されるようになったそうだ。やったー!
海里
海里ってのは「地球の大円上における弧1分の長さ」なので1852mになります。英語だとnautical mile, sea mile って呼び方でも良いらしい。
んで、この"地球の大円上における弧1分の長さ"なんて言われて理解できる人はほとんどいないと思うんだけど、この 1分というのは1度の1/60の事。1時間の1/60が1分なのと同じ理屈ですね。
地球の演習は4万メートルなので 4万Km % (360℃ x 60) ≒ 1852m になる、と。
なんだか全然英語の勉強に放ってなかった気がするものの、さっきも書いたように喋るための知識がないと英語で喋れても意味がなくなっちゃうので自分の場合はどんどんこういう気になったことは調べていくつもり。
参考
ヤード・ポンド法 – Wikipedia
分 (角度) – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86_(%E8%A7%92%E5%BA%A6)